使用事例
synapseRT アプリはビジネス ユーザーが要件を記録およびトレースしたり、テスターがテスト ケースを作成、整理、計画して実行するために使用できます。さらに、開発者は要件のテスト ケースや開発したソフトウェアのテスト実行に対するバグの追跡を行い、管理チームはソフトウェアのテストやさまざまな進捗レポートを管理および整理できます。
synapseRT を使用する際の一般的なプロセス
JIRA はさまざまな組織で独自の方法で利用されるため、synapseRT はこうした多様なプロセスやワークフローに適応するよう設計されています。JIRA で独自の課題タイプを定義して synapseRT の要件やバグにマッピングできるだけではなく、テスト計画やテスト ケースも含めて synapseRT の全課題タイプに対して独自のワークフローを定義できます。これにより各課題タイプに柔軟性を与え、細かく制御できるようになります。
JIRA で synapseRT がどのように動作するかを理解するため、テストをセットアップして管理する以下の一般的なプロセスに従うことをお勧めします。
- JIRA で要件を作成および管理します。
- 要件がテストで確実に網羅されるよう、要件からテスト ケースを作成します。または、既存のテスト ケースを要件にリンクすることもできます。
- テスト スイートを通してテスト ケースを整理し、テスト ケースをツリーとしてグループ化および構造化します。
- テスト スイートからテスト計画に実行する必要があるテスト ケースを追加します。
- テスト計画でテスト サイクルを作成します。
- テスト サイクルを開始し、テスト ケースをテスター (チーム メンバー) に割り当てます。
- テスターがテスト ケースの実行を開始し、テスト ケースの実行中見つかったバグに対して不具合を作成/リンクします。
- さまざまなテスト レポートからテスト結果を追跡します。
[図 2 : synapseRT の一般的な利用プロセス]